曲り家で聴く遠野物語

カッパの捕獲に失敗した後は、昔の遠野の生活の様子を保存展示してある「伝承園」へ。

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母屋と馬小屋や一体になっている、南部藩の住居「曲り家」の囲炉裏を囲んで、遠野弁で語られる「遠野物語」に聞き入っていました。

「むか〜しあったずもな」から始まり、「どんとはれ」で終わる物語。
語りの時間は30分のはずでしたが、話が弾んで、結局1時間近く、いろいろな昔話を聞きました。

昔は、夜になると真っ暗で何もできないので、みんなで囲炉裏を囲んで、夜な夜ないろいろな話を語って聞かせていたのだそうです。
子どもたちは、そこから道徳的なことを学び、大人たちは、子どもたちを教育していったのだとか。
語りの時間は、大事な家族団欒の時間だったんですね。

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「縁は異なもの」とよく言いますが、ここでも素敵な出会いがありました。
語り部のタキさん、そして、横浜から一人、バイクで旅をしていた女性。
素敵な出会いに、すっかりと打ち解けてしまい、お昼までご一緒してしまいました。

タキさんは、語り部歴30年のベテラン。

“何年もやっていると、「自分はもう完璧にできる」、と思ってしまう。
でもそれを過ぎると、「自分はなんて未熟なんだろう」と思ってくる。
今はいつも、「お客さんは満足してくれただろうか」と思う。”


その言葉が心に残っています。

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遠野の郷土料理「ひっつみ」のセットは、タキさんオススメの一品。
大変美味しくいただきました。

そして、この曲り家の奥に、「遠野物語」69話で語られている「オシラサマ」が祀られています。

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ジブリ映画「千と千尋の神隠し」にも出てくる「オシラサマ」。
「女性の病を癒す神様」、「蚕の神様」、「農業の神様」などと崇められているのですが、そこにはこんな悲恋譚があるのです。→ 「遠野物語」69話

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